ガードレール物語〜金属片に誘われて〜

作田講師は「人を傷つけて全国的な騒ぎにし、社会に不安を与えようと考えているグループが組織的に行っているのではないか」と推測。「こういう事態が起こると予言したうえで、『予言が的中した』とアピールしようとした可能性もある」として、閉鎖的で反社会的なグループによる犯行の可能性を指摘する。
全国各地で見つかり、数も膨大なだけに、関係機関は複数犯の仕業とみている。「これだけ広域で取り付けるにはインターネットで呼び掛けたのではないか」(捜査関係者)との見方もある。
今朝某TV局のアナウンサーが「笑われるかもしれませんが、宇宙人説を押したくなる」と言っていたが、笑い事じゃなかったりして・・・(;^_^Aこうも不可解な出来事だと、人為的と言うより宇宙人為的だと思いたくなるのも無理はない。
交通事故調査会社「トゥルーヅジャパン」(本社・東京)の事故調査人・武内優季さん(68)は、いたずら説をとる。「3000件事故調査をしてきたが、過去にこのような事例は見たことがない。ガードレールに車がぶつかって、あのような金属がつくことはあり得ない」と断言する。
一方、同町の自動車整備工場の整備士(47)は「車体が三角形状にえぐられたような跡は見たことがない。わざと差し込んだような気がするんだけど……」と首をかしげる
道交法違反容疑、けがなら傷害罪も
「いたずらの域を超えている」として、道交法違反(禁止行為)の疑いで捜査を始めた。
金属片の長さは3〜30センチ、厚さ約1ミリ。ガードレールのボルトのすき間に差し込み、道路側に折り曲げたり、ボルトの穴にはまるよう加工した鉄板を取り付け、再びボルトを締める手の込んだものもあった。
県警は「誰が何のため取り付けたかわからないが、広範囲に取り付けられている点を考えれば、複数犯の可能性がある。けが人が出れば傷害罪が成立する」としている。
長野市茶臼山動物園では20年前から歴代のレッサーパンダたちが後足で立つしぐさを見せている。
県道路環境課も「衝突した車の部品の一部が挟まったり、ガードレールの鉄板自体が曲がる可能性は低い」と、人為的な可能性が高いとみる。
見つかった金属片は大きいもので全長45センチのものもあった。ほとんどがガードレールの継ぎ目に挟まった状態で、ボルトをゆるめて差し込み、再び締め直された可能性が高いという。
犯罪心理に詳しい尚絅学院大の水田恵三教授(心理学)は「単独犯なら社会に怒りや不満を持った者が行った可能性がある。複数犯ならネットや口コミを介して愉快犯的に広がったことが考えられる」と分析している。 
県管理道路は交通量に応じて月に2〜5回のパトロールを行っているが、これまでに金属片が確認されたことはないという。原因について県は「ガードレールの工事施工に伴うものではない。車が衝突してもこんなことはあり得ない」と説明。この数日間のいたずらの疑いもあるとみて、週明けからパトロール態勢を強化する方針だ。 
「いくつも見つけて、気が動転した」−。中津川市阿木の種苗業丸山芳弘さん(65)は、同市阿木恵那市東野間の県道を車で走って、約六キロの間に四つの金属片を見つけた。
学習生活指導グループは「いたずらとしたら、子供たちの安全を脅かす行為で遺憾。地域の方々と協力して通学路の安全点検をしたい」と話した。
「非常に悪質ないたずらだ。今後はガードレールについて重点的に点検するようにしたい」(道路管理グループ)
暴走族対策で地元の人が付けたのではないでしょうか。 
この類の事件を聞くたびに犯人はこんなことをして何が面白いのだろうと思います。自分に何らかの益があるわけでもなく、恨みのある特定の人物を狙ったわけでもなく‥‥知らない誰かがけが(場合によっては死亡)するのが楽しいのでしょうか。自分や家族・友人が被害者側になったらということをまったく考えないのでしょうか‥‥

近事片々:世の中わからないことが多過ぎる(MSN-Mainichi INTERACTIVE)
ガードレールの金属片(planetary days)
どうやら流行のようなので金属片をオプションとして装備する事にしました。
黄色いガードレールの上で(金属片付)